【竹の園生について】

階段古い言葉ですが、”竹の園生”という言葉をご存知でしょうか。これは皇帝や皇族という意味なのです。これは古代中国の北魏の考王(510年頃)が梁の国を治めることになったとき、免園という庭を作り、そこにたくさんの竹を植えたことに始まります。それ以来、竹と皇室とは強いつながりを持ったということです。

これは竹の持つ無限の繁殖・繁栄にあやかりたいという願いと、竹の持つ不思議な力、長生きできる、竹の生えているところの地下水は健康にいい、を生活の知恵として身につけていたのではないかと考えられます。

他の松と梅にも触れておきます。

松は常緑樹で、一年中青々して緑を保っています。しかもその姿は気品が高く、特に荒れ地に根を張って風雨に絶えて生い茂る性質が高く評価されたものです。また根強い繁殖力を持ち、その種は一キロ以上も遠くに飛んでいきます。

梅は春に先駆けて、どの植物よりも早く花を咲かせます。しかもその匂いは上品で誰にも愛されています。

また、実は食用や焼くようにもなり、私たちの生活に役立っています。前に梅よりも先に椿が入っていたということも書きましたが、ある人の説によると、「椿は長寿を表し、縁結びの愛染椿として大人になって良縁に恵まれる印でもある。梅は中国産だし、日本固有の植物の中から三友を選ぶのなら、松竹椿とすべきである」といいます。しかし、これは松竹梅のほうが口にする場合、言いやすいようです。

 

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